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高齢者の手の甲に浮かび上がる血管の話!

ここ最近のことであるが、ふと見つめた我が手の甲に浮かび上がる血管が急に気になり始めたのである!
昔はこんなことはなかったのにと!

そこで調べてみると、加齢に伴う皮膚の薄型化が大きな原因だそうだ!
手の甲の血管が浮かび上がるのは、加齢により手の甲の脂肪層が委縮し減少するからなのだそうだ!
不思議に思ったのは、お腹の脂肪は今もチョット食べ過ぎるとすぐに増えるのに、どうしてなぜ手の甲の脂肪は増えないのか?であった。
すると、人体の脂肪はどこも同じに見えても、部位によって「溜まりやすさ」と「減りやすさ」の性質が明確に異なるというのだ。

つまり、お腹の脂肪と手の甲の脂肪は、同じ脂肪でも種類が異なるのである!

人体の部位による脂肪と皮膚の主な違いを確認すると、脂肪の「質」とホルモン感受性については、 お腹周り(特に内臓脂肪や深い皮下脂肪)は、余剰エネルギーを蓄えやすい「合成優先」の脂肪細胞が多く集中しているとのこと。
一方、手の甲の脂肪は非常に薄い皮下脂肪の層しかなく、蓄積能力自体が極めて低いため、エネルギーの貯蔵庫としてほとんど機能しないそうである。

また、 微小循環と代謝については、手の甲は常に動かされ、末梢血流の影響を受けやすい部位である。その為に加齢や血行変化、日流量の維持に伴い、皮下脂肪組織が徐々に萎縮・減少していく特性があるのだそうだ。
さらには、手の甲は日常的に紫外線(UV)に晒されるため、光老化が進行しやすい場所なのだ。真皮のコラーゲンやエラスチンが減少して皮膚自体が紙のように薄くなり、クッションの役割を果たしていたわずかな脂肪が萎縮することで、すぐ下を通る静脈(血管)が浮き出て見えるのだ。

もっとも、静脈自体も変化する。加齢に伴い静脈の弾力性が低下すると、血管壁が広がって太くなり、薄くなった皮膚を持ち上げるようにしてより目立つようになるのだ。ハンドベインと呼ばれる現象である。

お腹の脂肪と手の甲の脂肪では、「エネルギーを蓄える役割を持つ大型の脂肪庫」であるお腹と「皮膚のクッションとしてしか存在しない極薄の脂肪層」である手の甲という構造的な役割の違いが、加齢によって正反対の見た目をもたらすのである!

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作成者: 鈍偶斎

還暦は過ぎたるも、心は少年の如くありたいと願っています!


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