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米国社会の二極化の中に聴こえる通奏低音( basso continuo)とは?

米国社会の二極化を考えるその前に、米国の人口推移を日本及び中国との3ヵ国間で比較して眺めてみる。

世界経済における第1位、第2位、第3位の上位3か国における人口推移の比較である!

日本の人口をベースに、日米中の対比で比べてみる。
第二次大戦の5年後、1950年の人口は日本が8400万人、米国は1億5700万人と約2倍、中国は5億5200万人と約7倍、「1対2対7」であった。

1975年では、日本が1億1500万人、米国は2億2000万人とこの時も約2倍と変わらず、日米は共に順調に人口が増加の流れにある。中国は著しい人口増加で9億2400万人となり約8倍、「1対2対8」であった。

そして、2000年には、日本が1億2600万人、米国は2億8200万人となり2倍強となる、一方中国は12億6700万人と約10倍、「1対2対10」となる。

しかし、2010年には日本が1億2700万人の微増に対し、米国は3億900万人と2.5倍弱へと増加していく、中国は13億4000万人と11倍弱、「1対2.5対11」。

2020年には日本は1億2500万人、米国は3億3100万人となり、日本は10年前より減少するが、米国はしっかりと増加して3倍弱となる、中国は14億1200万人と11倍強となり、「1対3対11」。

2000年以降日本の人口増加は停滞基調から減少へと向かうが、米国の人口増加は堅調に推移している。人口政策により中国の人口増加スピードが緩やかに制限される。一方、米国の人口増加スピードは着実に加速していたのである。

ちなみに、2000年以降のこの日本の人口減少への流れが、日本を今の「高齢化最先進大国」、つまり「日本人約3人のうち1人は65歳以上の老人」への流れを決定づけたのである!

他方、米国はそんな風には陥っていないのである!

そのような人口全体の流れの中で、米国内の人種構成比を覗いてみると、2000年には白人69.1%、ヒスパニック系12.5%、アフリカ系12.0%、アジア系6.4%であった。

2010年では白人63.7%、ヒスパニック系16.3%、アフリカ系12.2%、アジア系7.8%、である。

それが2020年では、白人57.8%、ヒスパニック系18.7%、アフリカ系12.1%、アジア系11.4%となり、米国建国以来の白人の比率が半分の50%にさらにダンダンと近づきつつあるのだ。

恐らく2030年には、白人の比率が半分の50%を割る可能性は極めて高いと思える!

さらに2040年をイメージすると、白人の比率はもはや40%をも下回るのかも知れない!

そうなると人口的な見方からは、もはや米国は建国以来初めて白人たちの国では無くなるのだ!

白人の米国ではなく、多様な人種の米国になるのだ!

まさにこの米国内の「人種構造の大転換」に対する見通しを思う時、現在まだ多数派である白人たちの胸中には、「ノスタルジアや落胆や怒りや苛立ちや不安や恐れや諦め」などの思いが複雑に混じり合い様々な音色となって、心の中で奏でられていることであろう。

この白人たちが奏でる、現在の「心の中の音色の重なり合い」こそが、現代米国社会における「通奏低音の主旋律」だと思えるのである。

そして同時に、その白人の主旋律に反応してヒスパニック系、アフリカ系、アジア系の中に、それぞれの「心の中の音色の重なり合い」である「3つの副旋律」が生じ、これが「白人の主旋律」と重なり合う。この「主旋律と3つの副旋律を重ねた音色」こそが、今現在の米国社会の二極化の中に聴こえる『通奏低音』であると思うのだ!

経済的な勝ち組であろうが負け組であろうかを問わず、米国ではみんなが、この主旋律と3つの副旋律から成る『通奏低音』を常に聴きながら、あれやこれやと各人各様の判断をモノやコトに対して下している時代なのだ。

現在まだ人種的多数派である白人たち、つまり米国の半数以上の人々が、自信家であれそうではない人もみんなが思考や行動に、この聴こえて来る『通奏低音』の影響を大なり小なりに受けざるを得ない時代なのだ。

その結果を象徴するものとして、今の米国議会における民主党と共和党の双方が拮抗する、埒が明かない政治状況が存在するのであろう。

そうであるならば、この状況は軽く10年以上は続くであろう。問題の解決は、20年程後に実際に米国が「人種構成の上で白人の国ではなくなる時代」、即ち次の世代に任せるしかない可能性が極めて高いと思えて来る。

しかし、そんな状況をもっと早く米国の人々が打開したいのならば、個人的にはある一つのアイデアが浮かび上がる!

それは、「文化の力」である!

具体的には、米国の人々がみんなで米国の歴史を本気になって振り返ることを選択することである。ただし、歴史と言うのは「わずか250年程の米国建国以来の歴史」のことではなく、「遥か2000年前や3000年前からのスパンで見る米国の歴史」のことである。

白人の植民地となる以前から、今の米国という大地は間違いなくずっと存在しており、人々が平和に暮らして来たのだ!

「わずか250年程の米国建国以来の歴史」は明らかに、侵略者としての白人サイドから見た歴史とも言えるものである。

米国の歴史の概要|About THE USA|アメリカンセンターJAPAN (americancenterjapan.com)

他方、「遥か2000年前や3000年前からのスパンで見る米国の歴史」は、ネイティブアメリカンを始めとした、いまだ明らかにされていない大いなる多様性を秘めた豊かな歴史であることは間違いない。

是非、白人もヒスパニック系、アフリカ系、アジア系もみんなで一緒に、本来の米国の歴史である「遥か2000年前や3000年前からのスパンで見る米国の歴史」をジックリと顧みるべきである。そして、その本来の歴史こそを今を生きる米国の人々全員の共有財産となすべきなのだ。その中にはもちろん近現代史としての「わずか250年程の米国建国以来の歴史」も含まれているのは当然のことである。

きっと現在の米国に生きる人々にとって、今の時代だからこそ初めて見えて来る、米国という国の歴史の新たな実像が垣間見えて来るのではなかろうか!

そして、その垣間見えた新たな実像は、軽々と人種のカベを乗り越え、米国の人々に「新たな意味を持つ結びつき」をもたらす可能性があるのではなかろうか!

例えば、21世紀の今の時代になぜ米国だけが、いまだに各家庭においてこれほど数多のライフルや拳銃を保有しなければならないのか?そんな大きな謎の理由もシッカリと分かるであろう!

余談ではあるが、日本においては米国建国のおよそ200年前、1588年の豊臣秀吉の「刀狩り」に始まり、続く「約250年間戦争のない平和を維持した徳川幕府の時代」を通しても、ずっと刀や銃器への厳しい国家統制は継続され続けた!

それが、今の21世紀の時代にも継続しているのである!

負けるな米国、太閤秀吉に!とつい言いたくなってしまう!

しかし、米国の「文化の力」を信じている!

それは恐らくこの日本が、2000年程前から1000年程前にかけて、現実に体験して実現させたであろう「文化の力」と多分同じだという思いからである!

米国の歴史の概要 – 初期の米国|About THE USA|アメリカンセンターJAPAN (americancenterjapan.com)

参照1:1 高齢化の現状と将来像|令和4年版高齢社会白書(全体版) – 内閣府 (cao.go.jp)

参照2:米国有権者の人種別構成、ヒスパニック系の増加が顕著(米国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース – ジェトロ (jetro.go.jp)

参照3:米国勢調査の最新結果から人口動態変化を読み解く | 地域・分析レポート – 海外ビジネス情報 – ジェトロ (jetro.go.jp)

参照4:countryreport_comparison_basicdate_JUE.pdf (meti.go.jp)

参照5:人口の推移(1980~2022年)(アメリカ, 日本) – 世界経済のネタ帳 (ecodb.net)

参照6:RIETI – 少子高齢化が加速する中国-日本との比較を中心に-

フロンティア・スピリット(frontier spirit)!

麻薬鎮痛剤「オピオイド」と合成麻薬「フェンタニル」、米国の闇!

「万引き家族」が移住したくなるカリフォルニア州法「プロップ47」(Prop 47)!

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御健在なり「予測の神様」カウフマン!

新聞を見て驚いた2月14日付の日経朝刊のForesight!
何と御年95歳のエコノミスト、ヘンリー・カウフマンさんが、現役バリバリでのインタビューであった。
誠に恐縮ながら、もう随分と前に引退なさったと勝手に思い込んでいた次第である。
とんでんもない勘違いであった!
添えられた写真のお顔は、まさしく眼光鋭く世の中を深く見通すパワーで漲っているではないか!
あらためてお詫び申し上げ、最敬礼!である。

思い起こせば、1970年代の米国は欧州諸国と同様、インフレと景気停滞(スタグネーション)の同時存在であるスタグフレーションの後遺症に悩んでいた。
そんな状況の最中、1979年8月にFRB議長へ就任したポール・ボルカーは、翌年からすぐに高金利政策を導入し、迷う事無くインフレ退治を断行したのだ。
1980年代前半の米国における、あのボルカー議長の高金利政策が始まったのである。

足元の現在、米国10年国債の利回りは3.70%前後である。しかし、1980年代の米国10年国債の利回りは、何と軽々と10%を超え12~14%前後であったのだ。最も高かったのは恐らく1981年9月につけた15.84%であろう。

多くのお金持ちの方々にとっては、ワザワザ株式などでリスクを取らなくても、元本保証の米国国債を買えばまさに楽勝の時代があったのである!

そんな高金利政策のために世界のマネーは米国へドンドンと流入、当然ドル高が続くことになり、米国の貿易赤字は膨らんだ。また、同時に米国では財政赤字も累積したことから、二つ合わせて「双子の赤字」と呼ばれたのだ。
そのまさに渦中において、当時50代半ばのエコノミストであったカウフマンさんが、1982年から始まった「金利低下への大転換」を同年8月のメモで言い当てたのである。そのことにより彼は、「予測の神様」と呼ばれるようになった。

そして、2023年2月このたびの記事における「予測の神様」カウフマンの御宣託の骨子は、こんな3点であった。

1:FRBは失業率が現在の3.5%前後から4~4.5%程度に上昇するまで利上げを続けるであろう!

2:景気は減速しているものの、景気後退に陥ることはないだろう!

3:今年は1982年8月のような、市場の大転換はないだろう!

「予測の神様」の御宣託をまたまた信じたくなる!

いや、是非そうであることを願いたい!

ヘンリー・カウフマン|プロフィール|HMV&BOOKS online

パウエル議長のインフレ対策を批判-1970年代を知るカウフマン氏 – Bloomberg

1962年以降のアメリカ10年国債利回りの推移 | フジトミ証券株式会社 (fujitomi.co.jp)

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四枚のプレートの上で踊る我が日本!

ニュースでは先日2月6日に発生したトルコ南部の地震により、亡くなられた方が二万三千人を超えたとあった。

心よりお悔み申し上げる。そして日本政府が、どこの国よりも手厚い支援を実施すべきだと強く思う。

東日本大震災や阪神大震災の折、多くの国々が日本を支援してくれたありがたさを、我々日本人はいつまでもずっと心に留めて置かなければならない。日本とは、そんな国なのである!

あらためて、それはなぜなのか?は、現代地球学の科学的知見からも、ハッキリとそのことが明らかににされている!

我々の住んでいるこの地球の地面の下には、下記のごとく14枚程の大きな「親プレート」(厚さ100㎞程の岩盤)があるそうだ。

1:ユーラシアプレート(Eurasian Plate)東シベリア、インド亜大陸、アラビア半島の3地域を除く、ユーラシア大陸の地殻。大陸プレートとしては最大のものである。

2:北アメリカプレート(North American Plate)アイスランド西部、グリーンランド、北アメリカ大陸および東シベリアから東日本にかけての地殻。

3:南アメリカプレート(South American Plate)南アメリカ大陸とその東側にある大西洋の一部の地殻。

4:太平洋プレート(Pacific Plate)太平洋の海底の地殻。全プレートの中で最大の海洋プレート。

5:ココスプレート(Cocos Plate)太平洋東部、中米の沖。

6:ナスカプレート(Nazca Plate)太平洋東部の南半球部分。

7:カリブプレート(Caribbean Plate)カリブ海および中央アメリカの一部。

8:アフリカプレート(African Plate)アフリカ大陸全体とその周辺海域。

9:南極プレート (Antarctic Plate)地球の南側の面の大部分を広く覆っている。

10:アラビアプレート(Arabian Plate)アラビア半島とその周辺、アフリカプレートから分裂した。

11:インド・オーストラリアプレート(Indian-Australian Plate) – 1つのプレートであるが、インドプレート (Indian Plate) とオーストラリアプレート (Australian Plate) の2つに分けて考えることもある。インド亜大陸、オーストラリア大陸、インド洋東部、太平洋南西部および周辺諸島の地殻。

12:フィリピン海プレート(Philippine Sea Plate)東は小笠原海溝やマリアナ海溝、北から西にかけては南海トラフ・琉球海溝・ルソン海溝・フィリピン海溝などに囲まれた海洋プレートである。

13:スコシアプレート(Scotia Plate) – 簡略図では南アメリカプレートの一部とすることもある。南極プレートに隣接。

14:ファンデフカプレート(Juan de Fuca Plate) – 簡略図では北アメリカプレートの一部とすることもある。

以上が、大きな「親プレート」であるが、さらにそれらにくっつく小さな子供のような「子プレート」が40枚程度存在するという。

今まさに支援が必要なトルコ南部の地震は、アジアと欧州の境にあるトルコのほとんどは「子プレート:アナトリアプレート」の上にあるが、南部の端っこは「10:アラビアプレート」と衝突しており、2枚のプレートの境界地点に位置することから生じたと考えらる。さらに、その周辺は「1:ユーラシアプレート」と「8:アフリカプレート」との間にまるでサンドイッチのように挟み込まれた場所でもある。

一方、我が日本の位置するところとは、何とそのトルコの2枚の倍にあたる4枚ものプレートの真上なのだ!

日本列島そのものは、「1:ユーラシアプレート」と「2:北アメリカプレート」の2枚のプレート上に乗った状態であるが、その下には「4:太平洋プレート」と「12:フィリピン海プレート」の2枚がガッツリともぐり込んでいる。つまりは、4枚のプレートの真上にあると言えるのである。

日本とはこれら実に4枚ものプレートの真上にある、世界で唯一の国なのだ!

通常では有り得ないような場所に、この日本は存在している!

プレートの中でも特に、ブラタモリのタモリさんがとても大好きだといつも仰る場所、それぞれのプレートの「キワ」「境目」「境界」「端っこ」の上にあるのである。

まさにこれら4枚のプレートの上で踊る我が日本は、「踊り子」ジャパンと言えるかもしれない!

日本の下にある4枚のプレートは、それぞれが互いに影響を与え合いながら複雑に動いている。
「4:太平洋プレート」は「2:北アメリカプレート」の下にジンワリながらガンガンと沈み込んでおり。「12:フィリピン海プレート」は、「1:ユーラシアプレート」の下に少しずつジワジワと沈み込んでいるのである。

そんなプレートの境界や陸地の岩盤には、巨大な力が加わり、その力がエネルギー(ひずみ)となってドンドンと溜まっていく。

言い換えると、我々の日本列島は、地球を覆っている十数枚のプレートのうち4枚のプレートのちょうど衝突する部分にあって、世界的にも活発な「サブダクションゾーン(沈み込み帯)」のまさに最前線に位置しているのである。

日本列島は「1:ユーラシアプレート」と「2:北米プレート」の2つの大陸地殻が衝突する上にまたがっており、さらに「4:太平洋プレート」あるいは「12:フィリピン海プレート」の沈み込みによって2つの方向から常に強く圧縮されているのだ。

ごくごく最近に注目され始めた「房総沖」と「伊豆半島付近」の2ヶ所の「トリプルジャンクション」(3つのプレートが1カ所で接する)という存在は、これら4つのプレートがぶつかり、せめぎ合う場所として世界に類例がなく、日本列島がどれだけ複雑な応力場(地層にどのような力が加わっているかを示すもの)に支配をされているかを端的に示すものである。

マグニチュード7以上の地震は世界中でこの90年間に900回ほど起きているが、そのうちの10%もの地震が日本で起きているのだ!

マグニチュード8クラスの巨大地震も日本海溝や 南海トラフといった「サブダクションゾーン(沈み込み帯)」に集中し、ここでのプレートの衝突がいかに激しいかがわかる。

さらに「4:太平洋プレート」の日本列島の下への活発な沈み込みは、日本列島を世界でも有数な火山列島にしているのである。

このような日本近海のプレート運動は、日本列島の島弧に強い歪みを与え世界でも有数の地震多発帯、火山活動多発帯といった自然災害の場を形成し、また地殻の上昇も加わって、非常に脆弱な地盤をもつこの日本列島を作り上げているのである。

脆弱な日本列島 (zenchiren.or.jp)

面積38万平方kmの国土を持つ日本。しかし、その三分の二が山地などであり、1億2000万人の人々が安心して住める場所はわずかしかない。

そのわずかな平野に、人口が集中している日本であるが、実はその平野すら安定した地質ではないのだ。

日本と欧米の地質を比較してみると、日本の複雑さや、不安定さがあらためて浮き彫りとなる。
日本列島の地質は、赤色系統の花崗岩をはじめ、火山岩類および堆積岩類がモザイク模様をなしてグチャグチャと複雑に分布し、多くの断層や活火山が存在する。

これに対して欧米の地質は、各地質の1ユニットが広く分布し、断層が少なく地質構造が単調で、スッキリと安定した大陸地塊を形成している。
同じ高密度な経済活動の中心地域でありながら、西ヨーロッパ・北アメリカ東部の地形・地質はドッシリと安定しているが、日本はとてもフワフワと不安定であるという大きな相違点が存在するのである。

我々日本人は、「地震大国」日本とはこのような地質の上にあることを、あらためてシッカリと自覚し災害に備えた暮らしを日々続けていくしかないのである。

しかし、同時に日本がこのようなリスクの存在する世にも稀なる場所であるからこそ、世界中で日本人だけがずっと御先祖様から我々に至るまで、他の国には決してない豊かで美しい大自然の「多様性の恵み」を受け取って来た「大いなる恩恵」のことも決していつも忘れてはならないのである。

参照1:一般社団法人全国地質調査業協会連合会 地質関連情報web 日本の地質について

参照2:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』プレート、プレートテクトニクス

s102 : 防災情報のページ – 内閣府 (bousai.go.jp)

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日本全国どこでもルフィ!

大人気マンガ「ONE PIECE」の主人公ルフィのことではない!

今ニュースで話題の闇バイトの指示役ルフィのことだ!
まるで警察をアザ笑うように、関八州をメインとして、日本全国あちこちどこにでもルフィの影が出没する、一連の凶悪な強盗事件の指示役のことである。

この日本全国どこでもルフィ!について、真面目に妄想をたくましくしてみた!

気分だけはまるで明智小五郎か、コナン君である!

新聞報道によると、ルフィとはこの一連の広域強盗事件における中間管理職の立ち位置にあるそうだ!
普通の会社で言えば、課長さんや部長さんといったような立場であろう。
さすれば、ルフィとは恐らく相当な人数がいるはずである。
今はフィリピンの刑務所にいる4人ばかりが報道されてはいるが、きっと他にもまだまだルフィ役はたくさんいそうだ!

だとすると、この一連の犯罪の首謀者、つまりルフィの上司であるボスたち経営陣は、一体どこで優雅に暮らしているのであろうか?
襲われたお気の毒な方々の正確な個人情報を持っていたのは、まさにこの左ウチワでのうのうと暮らしている首謀者の経営陣たちのヤツラだ!

この闇バイトを使い強盗をさせる悪のビジネス分担比率は、首謀者たち経営陣の正確な情報収集力が70%、中間管理職ルフィの采配が25%、闇バイトの実行犯が5%で成り立っているような気がする。

肝心の盗んだ金品の取り分のイメージは、首謀者たちが80%、ルフィが18%、闇バイト実行犯2%とピンハネ構造丸出しの気がしてならない。

ボスの首謀者たちからすると、勿論闇バイトの実行犯はハナから捨て駒であるが、中間管理職のルフィたちもキットまったく同じ捨て駒に過ぎないのであろう。

ホンマ想像するだけでもボスども首謀者たちは憎ったらしくなるヤカラである!

しかし、なぜそんな個人情報をボスのコイツラが持っているのかを考えてみると、思い当たるのはやはりサイバー攻撃が出来る能力を持つ連中のことである!

恐らくヤツラは、日本全国の自治体のネットワークに静かに侵入し、要らぬ悪さはせず、黙って必要な情報だけをコッソリと盗み続けているのであろう!
悪さをするとすぐ見つかるので、キット要らぬ悪さはワザとしないだけであろう。
この犯罪の首謀者たちは、日本にではなく北京やモスクワや平壌などでノウノウと暮らしている可能性が非常に高いような気がしてならない!

日本のマスコミは現在日本以外のアジアの国々で、これらと同じような手口の事件が起きているのかどうかを、ちゃんと調べているのだろうか?
いや、それは聞く方が野暮か?
そんな気の利いた調査を、地道に報道するマスコミは日本にあるはずがないではないか?
とにかく、日本全国どこであろうとルフィのボスたち経営陣は、各自治体の情報をこっそりと入手しているのは間違いないのではなかろうか。

さもなければ、これだけ個人情報のピンポイントをついた犯罪をキッチリと実行出来る訳がないと思えるのだ。

あー、ドンドンと我が妄想は暴走しているかも知れない!

しかし、サイバー警察局とサイバー特別捜査隊には、そのようにコッソリと隠れて情報を盗み出すコンピューターウイルス等も、シッカリと逮捕出来るITテクノロジーを早急に進化させて貰いたいとただただ願うのである!

勿論、その為には自衛隊のサイバー防衛隊との高度な連携プレーが必要不可欠と思える!

ルフィの背後に「情報屋」が? 広域連続強盗事件“ド素人集団”が大金強奪できたカラクリ – 記事詳細|Infoseekニュース

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「ほぼ日手帳」売上の快挙に喝采!

先月1月の日経新聞のコラム『経営の視点』に「手書き」手帳、世界で人気に!を読んで嬉しくなった。
それは、こんな記事であった!
ネットサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を手掛ける、ほぼ日の2022年9月から11月の決算において、売上高が前年同期比2割増、営業利益も5割増となった。
その背景は、海外市場の拡大であった。
北中米が7割、欧州が4割増え、海外売上比率は41.4%に達したという。

その同社の売上高の7割を占めたのが、なんと「ほぼ日手帳」の貢献であった。
同社の糸井重里社長のコメントには、「デジタル一辺倒ではなくデジタルとアナログが共存する時代になると以前から言ってきた!」、「デジタル機器は情報を共有するのに便利。しかし、人には共有できない、したくないものがたくさんある!」とあった。

また同氏は、「最初から計算した訳ではなく、お客さんが使い方を工夫し、僕らはそれを後追いして手帳を育ててきた。利用者が自分の使い方を教え合いコミュニティをつくる。海外もまったく同じだ!」ともコメントに添えられていた。

誠に今の日本のすべての企業にとって、やるべきことのヒントが満載しているコメントである!

この社長の糸井重里氏とは、1980年代には当時の西武百貨店の「不思議、大好き。!」(1982年)「おいしい生活!」(1983年) などのキャッチコピーで一世を風靡したコピーライターであった方である。

おまけに、1979年の沢田研二ことジュリーの大ヒット曲「TOKIO」の作詞者でもある。

https://youtu.be/s55iJ0vU7ls

現在はキャッチコピーではなく会社経営の面において、時代の流れをキッチリとキャッチして掴み取る能力を存分に発揮されていることが、これまた楽しくなる!

ここ二十年ばかりの日本は、裏悲しいキャッチコピーである「失われた20年」とよく呼ばれるが、糸井社長ならどんなキャッチコピーになさったであろうかと是非伺いたい気分になって来る。

「デジタルとアナログが共存する時代!」や「人には共有できない、したくないものがたくさんある!」とのコメントにはホンマにすんなりと共感できるのだ!

自分自身も、20年ばかり前に親父を亡くしたことをキッカケにして「ほぼ日手帳」ではないが、とある会社の手帳を毎日毎日しっかりと使い続けている。

そんな思いも重なって、この度の「ほぼ日手帳」の売上の快挙には大いに喝采を送りたくなるのだ。

これからの日本は是非「取り戻した20年」でありたい!

参照: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』糸井重里

日本企業の海外進出国ランキング【2021年度 最新版】|『海外進出白書(2021-2022年版)』より | 海外 | 海外進出ノウハウ | Digima〜出島〜 (digima-japan.com)

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バリバラ万歳これぞ世の為人の為!

バリバラは「バリアフリー・バラエティーショー」の略である、NHK教育テレビの番組として放送が開始された2012年4月の当初は障害者のための情報バラエティーとしてスタート。

しかし、その四年後にはさらに対象を広げ、2016年4月からは「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」へと対象を拡大している。

2023年の今「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」にとっての“バリア”をなくす、みんなのためのバリアフリー・バラエティー番組となっている。
お堅いNHK教育テレビのEテレの中では、数少ない情報バラエティー番組でもある。
笑いの要素を織り交ぜ、障害を有する当事者たち自身自らが情報を発信しており、その心意気はこんな感じである。
「本音トークでこれまでタブーとされてきたテーマにも挑む!」
「みんな違っていいんだ、みんないいんだ!」
「多様性のある社会を、笑いを通して考えて行こう!」

まあざっとこんな風なのである。

NOTHING ABOUT US WITHOUT US! 国連勧告を受けて(1) – バリバラ – NHK

そんな番組が、今さらに益々進化している!

世界の映画の都ハリウッドにおいても、今ではリプレゼンテーションが重視される時代であるが、我々の日本は残念なことにまだまだ従来型の延長線上にある保守的な社会である。

そのことをバリバラでは、本音でストレートに繰り返し繰り返し視聴者に伝えるのである!

これが見ていて大いに心地がいいのだ!

日頃の社会に対するモヤモヤ感が、バリバラのトークを聞くと「そのとおーり!」とスカッと爽やかになるのである!

バリバラ万歳これぞ世の為人の為!である。

一番我が心に響き共感するのは、「日本社会の一般的な障碍者等への関わり方の原則が、健常者からの隔離である!」そのことが問題なんだという意見である!

例えば、成人した障碍者の方が、高校生になって初めて通常クラスで学ぶことが叶い、ようやく健常者の友達が出来てホントに嬉しかった。ずっと小学校の時から通常クラスで学びたかったという切実な思いを語る場面があった。

これはあくまで想像であるが、当時の本人の家族から相談を受けた小学校は、やんわりと通常学級よりも特別支援学級を奨めたのではなかろうかと思うのである。

今も多くの日本の小中学校では、特別支援学級や特別支援学校などの制度により、障害者は健常者の通常学級とは分けられている。つまり、見方を変えると、隔離されているのである。

もっとも、さらに昔には障害のある子どもの通う学校は、各自の障害の種類ごとに分かれていたのだ。つまり、同じような障害を持った子どもたちばかりを集めた方が、教える側としては対応が取り易いという発想であったのだろう。

ところが、2007年・学校教育法の改正により、多様な障害のある子どもをまとめてサポートする特別支援教育が生まれたのだ。

その理由とは、「複数の障害を持つ生徒」と「通常学級に在籍する6.3%の発達障害の生徒」への対応が課題となったからだそうである。

もうお分かりのように、改正のあった2007年からも障碍者原則隔離の方針は当然のごとくとされ、そのまま今も隔離状態となっているのだ。

にもかかわらず、「親方日の丸」からの説明はこうである。

「特別支援教育は、障害があるかないかに関わらず、あらゆる子どもの教育を保障し、人々が互いを尊重しながら共に生きる共生社会を目指したインクルーシブ教育を進める」のだと。

誠に「親方日の丸」らしい、自画自賛に溢れた誇らしげなキャチフレーズである!

されど、ダイバーシティとインクルーシブの両方の観点からすると、バッサリと抜け落ちている視点があるのだ。

それは実にシンプルなことである!

ダイバーシティがそっくりそのまま抜け落ちているのである!

障碍者一人一人の思いや願いが、そのキャッチフレーズのどこにも反映されていないのである!

パラリンピックの目指す効果の一つでもあろうが、健常者の人々は障碍者の現実の活躍を目の当たりにして、初めて障碍者への理解が進み始めるのである!

逆に言うと、日常的に障碍者と接することが無ければ、健常者には障碍者のことは理解しにくい。これも当たり前のことである。なぜなら、障碍者についての情報がほとんど無いのだから!

出来るだけ早く、希望する障碍者全員が小学校から通常学級に通える社会にすべきである!

これは声を大にして言いたいことであるが、健常者にとって常日頃から障碍者と身近に接することは、恐らく健常者にとって予想もしなかったなんらかのプラスの効用が必ず生れるはずである!

実に当たり前のこと、これぞ「未知との遭遇」なのだから!

キットモット「障碍のある方」にとっても、「健常者の方」にとっても、みんなが暮らし易い日本になるでー!

参照:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』バリバラ〜障害者情報バラエティー〜、特別支援教育

日本とデンマーク「似て非なる」インクルーシブ教育、共に学ぶことの真の価値 | 東洋経済education×ICT | 変わる学びの、新しいチカラに。 (toyokeizai.net)

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「シャーデンフロイデ」とは「ジョーダンキツイデ」!

「シャーデンフロイデ」という言葉に初めて出会った。

脳科学者の中野信子さんが書かれた「シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感」(幻冬舎新書)の宣伝広告を見たのである。

これはドイツ語で、「他人の不幸を喜ぶ」という意味だそうだ。

“Schadenfreude”は「損害」「害」「不幸」などを意する “Schaden” と「喜び」を意する “Freude” を合成したドイツ語であり、意味合いとしては「他人の不幸を喜ぶ気持ち」もしくは「人の不幸を見聞きして生じる喜び」とのことであった。
“Schadenfreude ist die schönste Freude, denn sie kommt von Herzen.(意:シャーデンフロイデは最高の喜び、なぜならそれは心から来たものである。)” という諺まであるそうだ。

口にしてみると何とはなしに語呂がよく、「シャーデンフロイデ」とは「ジョーダンキツイデ」とダジャレをつぶやきながら、気になって検索してみた。

日本語では、感情的には「ざまあみろ」の感覚で、「他人の不幸は蜜の味」といったところかとあった。

中国語なら、四字熟語の「幸災樂禍」や「樂禍幸災」がそれにあたり、「他人の不幸を見て楽しんだり喜んだりすること」を意味するという。

英語では、ドイツ語からの借用語としてほぼそのまま導入されており”schadenfreude” と綴るそうだ。

なお、古くから使われている英語表現では「Roman holiday」が相通じる表現とのこと。「他人の犠牲において楽しむ娯楽」を意味する。古代ローマ人が円形競技場で行われる奴隷の剣闘士同士の死闘や罪人の残酷な死刑などの見世物を楽しんだことに由来するそうだ。

ちなみに、そーだったのか!と驚いたのが、あの名作オードリー・ヘプバーン主演の映画「ローマの休日」の題名にもそうした皮肉が込められているという指摘であった。王女さまのお楽しみのお陰で、周りは大いに迷惑しているというニュアンスの文化的なコード(約束事・暗号)があるというのだ。

こんな話も初めて知った、これまで想像もしなかった話だ。

ダ・ヴィンチ・コードばかりじゃないのである!

さらに最近ではこれらに加えて、SNS黎明期の2000年代前半に「他人の不幸で今日も飯が美味い」の略語として2ちゃんねるから生まれたインターネットスラング「メシウマ」があり、その後、「他人の幸福で今日も飯が不味い」および「自分が不幸で今日も飯が不味い」という意味の対義語「メシマズ」も派生したとのこと。

これもまたまた、知らない話のオンパレードである!

洋の東西を問わず、このように似たような意味の表現が使われているのは、まさに人類共通の感情表現の一つをみごとに表している言葉なのであろう。

しかし、一方で何度も「シャーデンフロイデ」という言葉を呪文のように繰り返し口にしていると、「オマエもたびたびそんな感情に浸っているようやが、ホンマにそれでエエのかなー?」と何処からともなく問われる気分にもなって来る言葉でもある。

そんな折には、心の中で「ジョーダンキツイデ」とつぶやくのがやはり精神のバランス保持には良いように思う。

幻冬舎新書のお薦めの中では、作者の中野信子さんの脳科学のお話の解説も兼ね、「シャーデンフロイデ」とは、他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のことである。成功者のちょっとした失敗をネット上で糾弾し、喜びに浸る。実はこの行動の根幹には、脳内物質「オキシトシン」が深く関わっているとある。

そしてオキシトシンは、母子間など、人と人との愛着を形成するために欠かせない脳内ホルモンだが、最新の研究では「妬み」感情も高めてしまうことがわかってきた。なぜ人間は一見、非生産的に思える「妬み」という感情を他人に覚え、その不幸を喜ぶのか。現代社会が抱える病理の象徴「シャーデンフロイデ」の正体を解き明かすというコメントがなされていた。

オキシトシン、「ジョーダンキツイデ」!

参照:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』シャーデンフロイデ

ロザン×中野信子「シャーデンフロイデは、社会を守るために必要な感情なんです」|特別”高学歴”鼎談|菅広文/中野信子 – 幻冬舎plus (gentosha.jp)

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人生は旅!

短歌に萌える中学生や高校生ゾクゾクと!

本日1月29日付の日経の春秋が、こんな嬉しくなるニュースを紹介していた。
若い世代の間で短歌ブームが起きている話だ!
1987年から続く東洋大学の「現代学生百人一首」に、今年度は国内外から約6万6千首の応募があり、詠み人の多くが中学生や高校生であったのだという!

そんな中から、こんな二首が取り上げられていた。
「文化祭 初の対面 ミュージカル 拍手はこんなに 嬉しかったか」
「お父さん 口きかなくて ごめんなさい 思春期とやらが きてしまったの」
実に嬉しい歌だ! ツイツイいいネをしたい衝動に駆られてしまう!

感激してこんなささやきも出て来た!

「短歌詠む 中高生や ゾクゾクと 真っ直ぐ出せば 気持ちスカッと」
「この国の 伝統文化 根は深し 中高生に 短歌流行ると」 
「あな嬉し さらに進化で この次は 皆で連歌も 流行るやも」

なお、「現代学生百人一首」選考者の御一人のコメントには、「古典的な和歌の世界では目立とうとせず、誰からも非難されない表現が望まれる。そのためにも推敲を重ねる。古来の作法を心得ているのか、送られてきた作品の中に他者を傷つけるような歌は見当たらない。」とあった。

このコメントを踏まえると、いにしえの和歌の世界からずっと一貫して続いていることは、他者を傷つけることなく自らの思いを歌うということである。
推敲とは、上手いか下手かを考える以上に、自分の歌が他者にどのように伝わるのか?自分はどのように他者に伝えたいのか?を自問自答することだと言えよう。
この6万6千首それぞれの詠み人たちは、きっとそれぞれが自問自答を繰り返したうえ、「よしこの歌で行こう!」と応募したと思えるのだ。

短歌はなぜ現代の人々に愛されているのか?|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

しかし、若い人たちのこんな短歌ブームは、単に短歌の世界のみならず、日本の社会全体、いやこのグローバルなSNSの世であれば世界全体にもキット「よき光」をもたらすと確信する。これは、なにも短歌に限らず俳句もまったく同じである。

HAIKU~世界一短い詩に込められた日本人の心~|日本語教育基金 NF-JLEP Association

どない考えてもロシアのウクライナ侵攻というアホな戦争を結果的にわざと許している我々一人一人の21世紀の時代に、日本の「歌」である短歌や俳句には、様々なストレスに傷ついた世界中の人々のココロをケアーする天命があると思えるのである!

もっと言うならば、この戦争に関わるすべての人に対しても、「ゲームチェンジ」や「ノーサイド」の光を与えると思うのだ!

あのプーチン大統領でさえ考えを変えるやも知れない!

世界で萌えよ、日本の歌!

短歌よ俳句よ萌えよ萌えよもっと萌えよ!

響きあう短歌が昨年100万首!

令和の奈良弁に超訳した「万葉集」!

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人生は旅!

金正恩ウソかホンマかポンぺオの回顧録!

つい先日の1月24日、米国のポンぺオ前国務長官の回顧録が発売されたという。
よくある著名な政治家たちが引退後、老後の年金資産作りの一環として出版する例の回顧録である。

そこにはこんな風な話も披露されているそうだ。
2018年3月もうすぐ国務長官となる直前のポンペオCIA長官が、あのトランプ大統領の密命を帯び極秘で北朝鮮の首都平壌を訪れ金正恩と会談した時のことである。
金正恩は、「アンタがまさかここへ来るとは思はなんだー。CIAのアンタはずっとワテを殺そうとしてたやろ。よー知ってんのやでー!」とまずは挨拶がわりに語りかけた。
ポンペオは、「今もそうでんがな!」と冗談を踏まえて応じたそうだ。

さらに中国を巡る話でオモロイのが次のような逸話である。
ポンペオが、「中国共産党によると、アンタはワテら米軍が韓国から出て行くことをズット願い続けてるという話やが、ホンマにそうでっかー?」と尋ねた時だ。
金正恩はテーブルを叩いて大笑いし叫んだという、「中国共産党はホンマに大ウソつきでんなー!」と。
そして、金正恩はさらに言い添えたという、「中国共産党はこの朝鮮半島もチベットや新疆ウイグル自治区のようにしたいだけのことでんがな!」「アンタら米軍に韓国から出て行くことをずっと願っているのはホンマは中国共産党やでー、アンタらもそれぐらいはよー分かってるやろー!」というようなあんばいだ。

この回顧録がどこまでウソかホンマか知らないが、まぁさもありそうな話ではある。
しかし、ポンぺオ前国務長官が、フェイクニュースを有名にした御本尊のトランプ大統領の国務長官であったことを踏まえると、そのまま回顧録を鵜吞みにするのもアブナイ話である。
ここは参照情報の一つとして、今後の現実をしっかりとウオッチするしかなさそうだ!

中国と北朝鮮 「血で結ばれた同盟」は続いているのか(Wedge) – Yahoo!ニュース

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人生は旅!

警察庁「サイバー特別捜査隊」もっと増員を!

昨年2022年4月1日、政府機関や企業をねらった重大なサイバー攻撃などを捜査する「サイバー特別捜査隊」が警察庁に設置された。
警察庁は組織を改正し、新たにサイバー警察局を設けると共に、関東管区警察局に「サイバー特別捜査隊」をやっとこさのことながら発足さたのだ!

国の機関である警察庁が直接捜査に当たることは初めてで、今後は国際的な連携も強化して取締りに当たるそうなので、これからは米国のCIAやFBIとの連携効果も大いに期待したい。
「サイバー特別捜査隊」には、全国の警察から専門知識を持った捜査員や技術職員およそ200人が集められ、政府機関や重要インフラ、企業などをねらう重大なサイバー攻撃や、被害が大きいサイバー犯罪などについて捜査を行うとのこと。
国の機関である警察庁はこれまで警察に関わる政策や行政を担当し、捜査は都道府県の警察が行ってきたが、警察法が改正され、現場で直接捜査する部隊を持つことが可能になったのだ!

サイバー特別捜査隊 | 関東管区警察局 (npa.go.jp)

これはまさしく時代の要請でもある!

しかし、時代は重大なサイバー攻撃や被害の大きいサイバー犯罪に留まらず、我々個々人に対するサイバー攻撃においては、「サイバー特別捜査隊」のネット犯罪への予防捜査における活躍が今や強く広く期待される状況にある!

ここ最近も関東一円にわたり、SNSを利用した「闇バイト」と思われる悪質で悲惨な事件が現在進行形で頻繁に生じている。

同根のよくある犯罪「オレオレ詐欺」では演技をして裕福な高齢者からお金を「ダマシ取るスタイル」であるが、今起きている犯罪は演技不要で暴力を用いてただただ「奪い取るスタイル」要するに強盗犯罪ともコメントされていた。

このような個々人を狙ったネット犯罪を予防し未然に摘発するには、とても今の200人体制では物理的にも無理がある。

その為には、「サイバー特別捜査隊」を最低でも1000人体制くらいには早急に増員すべきである!

もともと現在の200人体制は、相次ぐロシアや中国、北朝鮮など国家の関与が疑われるケースへの対応を想定してスタートしたものであるが、昨年9月に中国とロシアが合同演習を行った際、日本はロシアからのサイバー攻撃を受けていたにも関わらず、日本自らはまったく気が付かなかったそうである。

これは悲しいかな、自衛隊のサイバー防衛隊と警視庁の「サイバー特別捜査隊」共々に同じである!

サイバー攻撃を受けていたことは、同盟国である米国から教えて貰った次第なのだ!

ちなみに、自衛隊のサイバー防衛隊は2014年にスタートして今年で既に9年を迎える。

しかし、そもそもサイバー攻撃そのものに気が付きもしないのであれば、防衛も捜査もまるでヤリようがないではないか!

その面からも、「サイバー特別捜査隊」は必ず増員の必要がある!

既に自衛隊のサイバー防衛隊は、現状の1000人体制から、4年後の2027年度には最大5000人体制に拡充する方針を決めている。

ウクライナにおける戦争からの教訓 サイバーなどでの各国の動き(下):小泉悠,山口 亮,松原実穂子 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト (fsight.jp)


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