谷川俊太郎さんの詩、「私が歌う理由(わけ)」!
私が歌うわけは いっぴきの仔猫
ずぶぬれで死んでゆく いっぴきの仔猫
私が歌うわけは いっぽんのけやき
根をたたれ枯れてゆく いっぽんのけやき
私が歌うわけは ひとりの子ども
目をみはり立ちすくむ ひとりの子ども
私が歌うわけは ひとりのおとこ
目をそむけうずくまる ひとりのおとこ
私が歌うわけは 一滴の涙
くやしさといらだちの 一滴の涙
(谷川俊太郎『空に小鳥がいなくなった日』より)
2000年からおよそ5年半に渡って放送された伝説のNHKドキュメンタリー番組「プロジェクトX」が、「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」として18年ぶりに復活した。主題歌は勿論この方、中島みゆきさんの「新・地上の星」である!
そこであらためてAIに、中島みゆきさんの歌の魅力について尋ねてみた。すると、こんな回答が戻って来た!
中島みゆきさんの音楽スタイルは、彼女の独特の歌詞世界とメロディが特徴です。彼女の楽曲は、深い感情表現と物語性を持ち、リスナーに強い共感を呼び起こします。中島さんは、フォーク、ポップ、ロックなど多様なジャンルを取り入れつつ、独自のスタイルを確立しています。また、彼女のライブパフォーマンスは、その独自の歌唱スタイルと魅力で知られており、観客に深い感動を与えることで評価されています。
中島みゆきさんは、日本の歌謡史において非常に重要な位置を占めています。彼女の歌詞は深い意味を持ち、多彩な曲調と共に、リスナーに強いメッセージを伝えることで知られています。特に、彼女の楽曲「時代」や「糸」は、人と人との繋がりや生きることの難しさを歌い上げ、多くの人々に愛されています。
さらに、中島みゆきさんの音楽は、詩人の谷川俊太郎に影響を受けたとされ、歌詞に対するこだわりが彼女の作品に深みを与えています。
中島みゆきさんと谷川俊太郎さんの詩「私が歌う理由」の関わりについては、こんな話があったそうだ。
1972年5月28日、中島さんはニッポン放送主催の全国フォーク音楽祭全国大会に北海道地区代表として出場しました。大会の約1週間前に、彼女には谷川俊太郎の「私が歌う理由」という詩が渡され、それに曲をつけるというのが課題になっていたのです。
この詩に対する中島さんの反応は非常に強く、自分自身と向き合うきっかけとなりました。彼女は、この詩を通して「何のために歌っているのか」「歌とは何なのか」ということを深く考えるようになり、最終的にはプロデビューのチャンスを辞退することになります。
この出来事は、彼女の音楽活動における作風や歌手としての運命を決定づける重要な瞬間でした!
中島さんは、この詩との出会いを通じて、音楽とは何か、アーティストとしてのアイデンティティとは何かを深く掘り下げることになり、その後の彼女の音楽に大きな影響を与えたと言えるでしょう。この経験は、彼女の楽曲に反映され、多くの人々に感動を与える力となっています。
AIはこんな風に教えてくれたのである!
面白かったのは、AIに谷川俊太郎さんの詩「私が歌う理由」の全文を教えてと依頼した際の回答である。著作権の問題も起こり得るリスクもあることから、ごく一部だけにしときますとの用心深い回答であった。(笑)
谷川俊太郎とプロテストソング②〜中島みゆきにデビューのチャンスを辞退させた詩「私が歌う理由」|TAP the NEWS|TAP the POP