ガザで起きているパレスチナの人々へのイスラエルによるホロコースト!
たった4ヶ月ばかりの間に、多くの子どもたちを含む3万人近い人々が殺されている!
本気で平和を望み、平和を唱えるのならばウクライナへの支援と同じ様に、ガザの人々を支援すべきだ!
いや本当であれば、こうなるずっと前に平和を唱える人々はガザの人々を支援すべきであったのだ!
世界の人々はダブルスタンダードの欺瞞を知りながら、ワザと目をつぶりガザを見ないふりを続けて来たのである。正直に言うと、自らもまさしくその一人であった!
ところがロシアがイスラエルと同じことをすると、まるでそんなことが初めて起きたかのように、慌ててウクライナ支援を始めたのである。
同じことは既に、ガザでずっと前から起きていたにもかかわらずである!
まさにこの事実が、グローバルサウスの国々がロシアの戦争には反対でも、ロシアだけが悪いとは見做さない理由であろう。
グローバルサウスの国々からすれば、至極当然にロシアとイスラエルがしていることに大きな違いはない五十歩百歩であると見えてシラケた思いになるのであろう。
もはやウクライナだけ、ガザだけの平和を唱えるのではなく、ガザもウクライナも両方まとめて同時並行で平和に向けた対応を始める時である。
問題の本質は、イスラエルのガザ空爆とロシアのウクライナ侵攻の双方にリンクし繋がっているのである。
我々は、誰かの都合によるダブルスタンダードの欺瞞とは、急ぎ決別しなければならないのだ!
まずウクライナ支援と同様にガザを支援することから始めなけらばならない!
なお、その際には原則中立のグローバルサウスの国々が持つ考えを尊重すると共に、その智慧を大いに発揮して貰うことが大事なポイントである!
特に、ガザのパレスチナの人々に対しては、過去に何度もウソをついて騙して来た歴史を持つ欧米の我が身に覚えのある国々は、その身の程をわきまえて、慎んでグローバルサウスの国々の意見を尊重すべきである!
ウクライナ危機で存在感増す「グローバルサウス」①変わる国際秩序 | ウクライナ危機で存在感増す「グローバルサウス」 | 三菱総合研究所(MRI)