昨晩は阪急阪神の関西シリーズと呼ばれた2023年の日本シリーズにおいて、三勝三敗の激闘の後に臨んだ第七戦を阪神タイガースが制した!
実に38年振りの日本一であった!
今回二度目の優勝を導いた岡田監督は、最初の優勝時には「ニューダイナマイト打線」と呼ばれた強力打線、3番・バース、4番・掛布、5番・岡田の主力バッターでもあったのだ!
翌日の今日、大阪、梅田の阪神百貨店梅田本店では、「祝・阪神タイガースご声援感謝セール」がスタート。早朝から2000人のファンが長蛇の列ができたという。
同店の話では、9月末のリーグ優勝セールは「1週間の売り上げが3倍に。今回もすべてが目玉商品です」とPR。前回日本一の1985年は55億円の増収だったそうで「今回もそれに近いものを期待してます」とのこと、結構なことである。
そんなことから、そう言えば前回優勝の38年前とはどんな年であったかを思い出してみた。今ではスマホで直ぐに簡単に情報が得られる、38年前とは大きな違いである。
38年前とは、1985年、昭和も終わりに近い昭和60年であった!
そして、それはこんな年であった。
1月には米国のレーガン大統領の2期目がスタート。2月にはイスラエル軍がレバノンから撤退開始。38年前も今と同様であったのだ。3月にはゴルバチョフ氏がソ連の共産党書記長に就任。4月には 南アフリカ共和国で異民族間の結婚を禁止する法律を廃止。5月には バングラデシュでサイクロン被害、約1万人が死亡。6月にはテレビカメラの目の前での豊田商事会長刺殺事件。7月には映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が米国で劇場公開された。
8月には日本航空123便墜落事故 、乗客乗員524人のうち520人が亡くなられた、単独機として史上最悪の事故。
9月には米国のNYでG5がプラザ合意、翌日ドルは暴落、日本円は1ドル200円台から一気に100円台に高騰した。この後日本は円高不況を経てバブル景気へ向かう。今の円安1ドル150円とは大きな違いであった!
10月には任天堂が北米でNES、日本のファミコンに相当を発売、『スーパーマリオブラザーズ』が同時発売され、大ヒットとなった。
そして11月、阪神タイガースが4勝2敗で西武ライオンズを破り、1リーグ時代の1947年の優勝以来、38年ぶりにして2リーグ制初の日本一を達成した。
何とビックリ阪神タイガースは1985年の優勝も、38年振りだったのである!
次の3回目の優勝が2061年とはならないことを願うばかりである(笑)
1985年を締めた12月の紅白歌合戦では、あのテレサ・テンが「 愛人」を唄い、チェッカーズは「 ジュリアに傷心(ハート ブレイク)」を唄った。
そんな1985年を踏まえて、またささやいてみた!
1:タイガース 前の日本一 思い出す JAL墜落と プラザ合意あり!
2:その後に バブル景気や 生まれけん されど壊れて 今だ引きずる!
3:もう一度 バブルではない 好景気 春秋富まずも 眺めて見たや!