NHKの朝ドラ「らんまん」を見ていたら、幼子を病で亡くした主人公を慰める場面で、同じ長屋の仲間が発した「時薬(ときぐすり)」という言葉が耳に残った。
それで気になりAIチャットを使い調べてみた!
そうすると、「時薬(ときぐすり)」とは、病気や悲しみなどを時間の経過で癒すことを薬に例えた言葉である。「日にち薬」とも言う。時は全てを癒してくれるという意味があるのだとの解説であった!
さらには「時薬」という言葉の使用は、恐らく明治時代以降で、どうやら英語のことわざ「Time cures all things(時は全てを癒してくれる)」から来ていると思われるとのこと。近代の言葉であって、江戸時代には使われていなかったようなのだ!
なお、AIによると「時薬」という言葉を最初に使用した出版物は、明治時代の『時薬』という雑誌であったのかも知れないとのこと。この雑誌は、1874年(明治7年)に創刊され、政治・社会・文化などの話題を扱っていたらしいというのである。
「らしい」という言い方をしているのは、AIの回答がいろいろと微妙に変化し、まるで自信がないようなのである!
他の検索を試してみたが、『時薬』という雑誌は結局出て来ず、他では確認出来なかった!
AIが自ら解説しているように、まだまだAIは勉強中であり、特に情報量が少ない案件は誠に苦手なようである!
やはり、AIの回答は鵜呑みにせず、参考の一つ程度としておくのが無難なようである(笑)
勿論、今回のお話もまったく同じようにである!
すべての悲しみを解決する「時薬(ときぐすり)」「日にち薬」とは – 心がおだやかになる読み物 (kokoro-odayaka.jp)
「日にち薬」はどこの言葉? 全国区の知名度と、現代人に響くわけ:朝日新聞デジタル (asahi.com)
日にち薬・・・時間が癒やす心の傷|高柳豊 (note.com)