「送料無料」との表示をよく目にすることがあるが、これは代表的なフェイクニュースである。
荷物を運送し配達するサービスには、必ず間違いなく諸々のコストが発生するからである。
「送料無料」は、みごとに購入サイドの買いたいニーズを、大いに刺激する誠に巧妙なフェイクニュースなのである!
なぜなら、どんなお客さんでも運送・配達のコストがゼロであるとは思っていない。販売サイドが送料を負担するのだろうとつい連想してしまうのである。
そうなんである「送料無料」は、お客さんの購入意欲をくすぐり、お客さんに「お得だ」という連想を呼び込ませるための巧妙なフェイクニュースなのである!
本来もしお客さんに送料の負担を求めないのなら、「送料は当社が負担します」と表示するのが筋であろう。
もっとも、販売サイドが最初から価格の中に送料分も含めているケースも多く、さすがに「送料は当社が負担」と言うことにはやはり気が引けるケースも多いのかもしれない (笑)
もっとも、自社で便配送で行い、無料を謳っている誠実な販売サイドも中にはあるそうだが、これとて考えれば「送料分」は価格の中に含まれていることに変わりはないであろう。
やっぱり「送料無料」とは、誠に代表的なフェイクニュースなのである!
「送料無料」表示の見直しを求める政府の方針とは? 過去には経産省幹部が「送料は当社負担という表現に」と業界に要請 | ネットショップ担当者フォーラム (impress.co.jp)