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人生は旅!

国税庁いざサイバー空間へ出陣?

全くの作り話である!
昨晩に見た夢で、妄想なのである!
まさか信じる人はいないと思うが、最初に架空の話であることをハッキリとお断りしておく!

202X年の秋、時の国税庁長官の御用田大保は、サイバー空間における脱税のあまりの多さにもうこれ以上は放置出来ないとの強い思いから、サイバー国税査察Gメン1万人の投入を決断したのだ!
従来、我国のサイバー対策では、まず最初の立ち上げでは千人程度でお茶を濁すのがやっとのことであったが、今回はスタート当初からの1万人体制である。
いかに御用田長官の思いが今回ホンキなのかが、よく分かる尋常ならざる新体制でなのである。
しかも、1万人のサイバー国税査察Gメンの陣頭指揮を御用田長官から直々に託されたのが、知る人ぞ知る国税庁のホープ長谷川平操、令和の国税査察の「鬼平」なのである。

どれほど御用田長官の思いが強いかが、誰にもハッキリと分かるスペシャル人事なのだ!

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2023年にも「闇バイト問題」で騒がれたサイバー空間であるが、結局事件の解決はうやむやなカタチとなり、「ルフィのボスたち」の真相究明には至らずの結果であった。
それもそのはずである、「闇バイト問題」にはロシアや中国や北朝鮮の国家ガラミの巨大なサイバー専門部隊が複雑にグチャグチャに入り混じって関与していたのである。
日本の犯罪集団が、日本国内の稚拙なサイバー関係者と手を組んでいては埒が明かないと判断し、国外の洗練されたサイバー部隊を求めて手を組み悪事を働く効率の良さに目をつけたのである。それに加えて、お互いの口の堅さを高く評価しグルになって数多のタッグを組んだのである。
この実態を脱税という切り口から、たまたま気付いた御用田長官が、綿密な裏付け調査を何度も何度も繰り返し、満を持して決断したのが今回のサイバー国税査察Gメン1万人の投入であったのだ!

特筆すべきことは、このサイバー国税査察Gメン1万人が成果を挙げれば、国民の間でずっと燻ぶり続けて来た「安倍元首相暗殺事件の真相」も明らかとなる可能性があると巷で囁かれていることである。

さて、これで事態はメデタシめでたしとなるのかどうか?

御用田長官が直々に指名した、令和の国税査察の「鬼平」、国税庁のホープ長谷川平操のあだ名の由来である、池波正太郎作品「鬼平犯科帳」シリーズから、火付盗賊改方(火盗)の長官、長谷川平蔵即ち「元祖鬼平」の名セリフを味わいながら事態を想像してみよう。

「金と申すものは、おもしろいものよ。つぎからつぎへ、さまざまな人びとの手にわたりながら、善悪二様のはたらきをする」
(鬼平犯科帳第15巻『特別長編 雲竜剣』)

「人というものは、はじめから悪の道を知っているわけではない。何かの拍子で、小さな悪事を起こしてしまい、それを世間の目にふれさせぬため、また、つぎの悪事をする。そして、これを隠そうとして、さらに大きな悪の道へ踏み込んで行くものなのだ」
(鬼平犯科帳第13巻『殺しの波紋』)

「人のうわさというものの半分は嘘だ」
(鬼平犯科帳第9巻『狐雨』)

「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」
(鬼平犯科帳第2巻『谷中・いろは茶屋』)

「人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲(す)んでいるものだ」
(鬼平犯科帳第10巻『むかしなじみ』)

如何でしょうか?

どうかこの事態の結末は、各位御自身の妄想で是非楽しんで頂きたい!

あなたの思い一つで、結末は自由に決めることが出来る!

2022年9月号【No.121】(2022年9月15日発行) (kokusen.go.jp)特集 仮想空間ビジネスをめぐる諸問題

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作成者: 鈍偶斎

還暦は過ぎたるも、心は少年の如くありたいと願っています!


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