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人生は旅!

AIドクターで医療費削減を!

まず最初に断っておきたいことは、なんでもかんでもAIドクターが良いと言いたい訳では決してない。
緊急医療や難病医療、即ち今すぐの命の危機や難しいオペや治療などは、従来通り人間のドクターに御願いするのは当然のことである。
AIドクターを導入すべき対象とは、一番件数が多いのではと思われる、命に関わる緊急性があまりないケースの病状に対してである。

2019年、3年前のお話です!

なんで真剣にこんなことを思うようになったか!

それを自らの体験談を交えて、今からお話しする!

昨年3月末に寄る年波から仕事を引退しました。

異変が起きたのはそれから2ヶ月程が過ぎた6月上旬のことでした。

なんと突然歩くことが困難になったのです!

ただし、じっと座っていると普段と同じ状況でした。

ヨボヨボ歩きで100メーター歩くのもつらい、必死の思いをして500メーターほど歩くと、立ち止まり休憩をせざるを得ずの状態に陥ったのです。

こんなはずはないだろうと思いつつ、数日間様子を見てみましたがまったく改善はせず。

仕方がないので、とうとう近所の整形外科クリニックを尋ねました。

そこでは膝の感覚確認やら、足首の機能状況を確認してもらいました。そして出て来た回答は、オペが必要となるかも知れずとの話!

さらには専門病院に紹介しますのですぐそちらへ行って下さいとのこと。なお、今こちらで予約も取りますのでと、二日後の予約まで取ってくれた。

なお診察の効率をよくするため、今から直ぐ紹介する医療撮影専門のところへMRIを撮りに行き、専門病院へはそのMRIの結果を持参して下さいとのことであった。

クリニックの指示に従い、二日後の朝9時に専門病院を尋ねた。

予約した整形外科に行くと、まず尿と採血検査とレントゲン検査をしますとのこと。検査結果は2時間程かかるので、出た後に御呼びしますとのこと。

お昼少し前に呼び出しがあり、やっとこさで専門医の診察にたどり着いた。

内容は、病状に関する本人が抱える問題ついての問診と、少し立ち上がり数歩歩く際の動作確認であった。それは僅か10分あるかないかの時間のこと。そして、最後に次は造影剤を飲んでもらってCTスキャン撮影をこれから御願いしますとのことであった。

順番を待つこと約1時間ばかりにてCTスキャンの呼び出しがあり、14時過ぎにCTスキャンを撮り終えた。これもまた結果が出るには約2時間とのこと。

結局次の呼び出しは16時半過ぎとなって、本日二回目の専門医の診察とあいなった。

検査結果に対する診断として、内臓に関わるガンの可能性を検査しましたが、内臓については問題なし良かったですねとのこと。

そして、来週は血液の専門医に、血液のガンの検査を依頼しましたとのことであった。これまた時間は10分もかからずの間の話である。

「そら、内臓のガンの疑いはなくてホンマ良かったが、肝心の歩行困難なコノ状況はどないしてくれるんや!」との心の叫びを押し殺しながら病院を出た時には既に17時を回っていた。

実に、一日で8時間にわたる検査漬けの日であった!

さて、次の週にはまた尿と血液の検査をやり直し、半日かけての診察を終えた。診断は、血液のガンについては問題なしとのこと。

ただし、骨髄ガンに関してはオペで細胞を採取し、顕微鏡で確認する必要があるとの話があった。来週に整形外科の専門医があらためて診察を行うと。

自分自身としてはゆっくりではあるが、歩行がややましになって来たことから、「もう検査漬けは要らん。」と感じていた。

そして一週間が経ち整形外科の専門医の診察で、骨髄ガン検査のオペには準備が二週間程必要になるがどうしますかと問われた。

即座に、「その検査は止めておきます!」

「その変わり、2か月様子を見てからあらためて診察を御願いします。」と予約を依頼した。軽い驚きの表情を見せながらも、専門医はうなずいてくれた。

2か月が経った診察日、自身の歩行状態は気持ちの上では7割程度回復したとの思いで病院へ向かった。

また毎度の尿と採血の検査を終えての、専門医の診察である。

検査の結果は、体の状況には特に変化はなしとのことであった。

そこで、最後に腹の中に溜まりに溜まっていた素朴な、されども根源的な質問を、専門医に投げかけたのである!

「先生!一体全体、私の身体になにが起きて、一時は極度の歩行困難となったんでしょうか?」

その回答はまさに想定外であった!

「病状が自然治癒した場合、医師にはその診断は出来ません!」との回答であった。

かくのごとき一連の事情により、命に緊急性の問題のないケースにおいては、各種検査の診断をまずはAIドクターに任せることが甚だ国民にとって有益であると考えるに至ったのである!

検査数値による判断ならば、人間よりもコンピューターの方がむしろ誤診は少ないと思えるからだ!

そして、必ずや医療費の削減にもつながる!

さらに、本来人間のドクターであるからこそ為すべきことに、もっともっと時間を割くことが可能となる!

即ち、より人の健康に役に立つ予防医学、新たな診療方法やオペの方法、より奥の深い医療研究全般に時間を使うことが出来るではないか!

特に声を大にして言いたいことは、これからは病気になる以前の「予防医学」にモットたくさんヒトとカネを使うべし!!!

「健康になりたいのなら、お酒もタバコも止めなさい」というような話なら、小さな子供でも覚えれば言える。そんな子供ダマシのオマジナイのごときものはホンマの「予防医学」とは呼べない!

あらゆる人間の生活の在り方に対し、「ダイバーシティの考え方に基づいた予防医学」!
これこそがこれからは必要なのだ!

高齢化社会の真っただ中にある日本!

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今こそ厚生労働省は、そんなビジョンをシッカリと掲げるべき時である!

特定団体の目先の利益よりも、国民全体の利益を優先すべし!

それこそが後々には、その特定団体も含めた日本全体にとっての国益となるハズだ!

1548夜 『涙のチカラ』 坪田一男 − 松岡正剛の千夜千冊 (isis.ne.jp)https://1000ya.isis.ne.jp/1548.html

作成者: 鈍偶斎

還暦は過ぎたるも、心は少年の如くありたいと願っています!


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