以前にはソフトバンクやNTTドコモでも起きた通信障害事故が、今回はauで起きました。そこで改めて思ったことは、今やスマホをメインとした通信手段が国民生活のすべてにおいて、昔とは比較にならない程リンクしてしまった現実のリスクです。
もはや、一民間の通信事業者の責任うんぬんでは負えないのが現実に起きた今回の事故だと思います。テレビのニュースでどこかの大学の先生が、他のキャリア回線も確保してリスク回避をなどをと寝ぼけたようなコメントをしていましたが、本末転倒です!
国民の財産でもある大切な通信手段の最終的確保は、我国の通信政策の元締めである総務省自身が果たすべき責任です。
例えば、民間の通信業者が通信障害事故を起こし30分以内に復旧出来ない際には、自動的に総務省が用意する緊急回線に切り替わり利用者への影響は最小限に抑えるということです。
そうして、後でゆっくりと事故を起こした事業者にお灸をすえ、罰金をしっかりと請求すればよし!
なお、今回のauの通信障害事故の真相は現在調査中で分かりませんが、ウクライナでの戦争を見ればいつ何時どこかの国の軍隊によるサイバー攻撃を受けても不思議ではありません。これにはとても一民間の通信事業者が対応出来るはずがありません。そんな時世の流れも踏まえ、事故を起こした事業者を責めるだけの総務省であっては、我々国民が浮かばれません!
早急に総務省自らが緊急回線の準備を図るべき時です!
なお、国防の観点も踏まえ、その緊急回線は一本だけではダメなことは当たり前です!