半年振りに孫のひー姉ちゃんと弟のマーくんに会うことが叶いました!
この春に幼稚園に入った三歳のひー姉ちゃんはスッカリしっかりとオトイレに行けるようになっていました。結果として、私の会えていない期間でのスゴイ成長でした!
次に、子供用のプールに溜めた水で二人と一緒に遊んだ時のことです。ひー姉ちゃんは上手に水鉄砲に水を入れて遊びました。マーくんはジョウロに水を入れて遊び始めました。
そこでマーくんが自分の足元に水をかけるのを見た私は、階段を二段上がった上にある鉢植えに水をやることを奨めました。納得したマーくんはジョウロにイッパイ水を入れ運びましたが、急いで体を揺らした為に水はこぼれてしまいました。
それに気づかずマーくんはジョウロで鉢植えに水をあげようとしましたが、残念なことにジョウロは空っぽで水は出て来ませんでした。
マーくんは慌てて階段を降りて、またジョウロに水をイッパイ入れ、体を揺らし階段を登り鉢植えに水をあげました。しかし、結果は同じでジョウロは空っぽで水は出ませんでした。
どうするのかとジーッと見ていると、ジョウロに水をイッパイ入れたマーくんが、ソーッとゆっくり体を揺らさずに階段を登って来たのです。今度は水はこぼれることなく鉢植えに水をあげることが出来たのです。思わず拍手をしました。
見事に成功したマーくんは、もう一度同じようにゆっくりと階段を登りまた成功しました。
その次の三度目の時です、ジョウロに水をイッパイにしたマーくんは少し考えた後に、ジョウロを階段の上にそーっと置いたのです。
そしてあらためて自分は階段を登り、置いたジョウロを取り上げて鉢植えに水をあげたのです。間違いなく自分で持って階段を登るより、先に階段の上に置いておく方が水がこぼれるリスクは少ないはずです。またも拍手しつつ、きっと人間はこんなふうにして少しづつ知恵を伸ばしてきたんだろうなと思いました。そして、人間の原点を孫に教えられた気分です!