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5歳の孫が教えてくれた野菜と果物(vegetables and fruits)!

5歳になる男の子の孫と二人で朝ごはんを食べている時のことです。孫がサラダのキュウリを見て「ジイジ、キュウリは果物なんだって知ってる?」と尋ねました。
そこで私は「キュウリは野菜で、果物はいちごやすいかですよ!」と答えたところ、孫は「違うよ!いちごとすいかは野菜だよ!」と答えたのです。

私は孫の自信あり気な顔をみながらも、一体この子は、何を学んで言っているのか不思議に思ったのでした!

そこで確認のためスマホで調べてみてビックリです!

そこには、こんな風な説明があったんです!
野菜も果物もよく見かけるけど、実はその違いってちょっとややこしいんだよね。
ざっくり言うと、野菜(やさい)は、主に食事のおかずとして使われる植物の一部。葉っぱ(ほうれん草)、根っこ(にんじん)、茎(アスパラガス)、花(ブロッコリー)など、いろんな部分があるよね。
果物(くだもの)は、甘くてデザートとして食べることが多い植物の実。りんご、みかん、ぶどうで、おやつにぴったりだよね!

でもね、これは料理の世界での分け方(料理分類)。
植物学的にはちょっと違ってて、「果実」っていうのは、花の子房からできた部分のこと。だから、トマトやナス、キュウリなんかも植物学的には「果物」なんだよ!でも、味や使い方から「野菜」として扱われてるんだ。

つまり、料理の場面では味や使い方で分けてて、植物学ではでき方で分けてるってことなんだ。ちょっとしたトリック問題みたいで面白いよね。

そこでさらに、いちごとすいかは野菜なの?と尋ねたところ、こんな答えが返って来ました。

いちごもすいかも「果物っぽいけど、植物学的には野菜」なんだよ。ちょっと不思議でしょ?
いちごの場合は、植物学的には果物じゃない!
なぜかというと、いちごの赤い部分は「花托(かたく)」っていう花の土台がふくらんだもので、子房からできていないから。
しかも、いちごは多年草の草本植物で、果樹じゃないから、農業上は「野菜」として扱われることが多いんだ。

すいかの場合は、すいかはウリ科の植物で、実はキュウリやカボチャの仲間。
だから、植物学的にも農業上も「野菜」に分類されることが多いんだよ。
でも、味は甘くてデザートにぴったりだから、料理の世界では「果物」扱いされてるんだ。
つまり、 植物学・農業の世界では「野菜」だけど、食べ方やイメージでは「果物」!

おー、なんとジイジが知らなかったことを、5歳の孫は知っていたのです!
ありがたや、ジイジが孫に教えて貰ったのです!
あらためて人間はいくつになっても知らないことが、本当にたくさんあることを気づかさせてくてた孫の教えでした!

なお、その後に小学1年生の姉の孫にその話をすると、「そうだよ!この前私が弟に教えたんだ。」とのことでした!

後生畏るべし!

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鈍偶斎

還暦は過ぎたるも、心は少年の如くありたいと願っています!