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そうだ安保(security studies)を学びに「道の駅かでな」へ行こう!

明日6月23日は、第二次世界大戦後80年目の沖縄慰霊の日である。

慰霊の日とは、沖縄戦で犠牲となった我国民だけでなく、敵も含めた20万人以上の方々の霊を慰め世界の恒久平和を願う日である。

そんな矢先に、トランプ米大統領は昨晩イランの核施設3カ所を空爆したとSNSに投稿した。イスラエルがイランに先制攻撃を行い、また愚かにも新たな戦争を始めたうえに、とうとう米国をうまく巻き込んだのだ!

こんな世の中にいる我々は、沖縄戦で犠牲となられた人々のことを忘れずに世界の恒久平和を願いつつ、もう一方では安保(security studies)を学ぶことが必要不可欠な時代に生きていると言える!

表題に掲げた「道の駅かでな」とは、沖縄県に10ヶ所ある道の駅の一つである!

日本で唯一、行けば米軍基地を一望できる道の駅なのだ!

そこには、隣接する米軍の嘉手納飛行場が一望できる展望フロアがある。

さらには、展示パネル等で構成された学習展示室、来訪者のための利用施設として案内・休憩室、トイレ、多目的トイレ、公衆電話が設置されている。 おまけに、嘉手納町の特産品展示販売場もある。

ここは、2023年に道の駅登録20周年を迎えた際にリニューアルオープンされた!

これまでの魅力はそのままに、さらに嘉手納基地を身近に感じられるスポットへとパワーアップ。フードブースも拡充され、より楽しめるスポットへと生まれ変わったのだ。

何といっても「道の駅かでな」の一番の特徴は、米軍基地の全体を見渡せること。目の前を遮るものは何もなく、眼前には広大な嘉手納基地の景色が広がる!

訪れた人は、想像を超える基地の広大な敷地に誰もが驚く!
そして、予想を超える戦闘機の爆音に誰もがまた驚く!
しかし「道の駅かでな」では、単に驚きだけで終わらないよう、平和について考えて貰うために、ユニークな平和学習ガイドを始めているのだ!

ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルによるガザでの虐殺、先日に始まったイスラエルとイランの戦争への米国の新たな昨晩の参戦など、現在の国際社会の安保環境においては、ほとんどの国が自らの力だけでは平和と安全を確保することが難しくなっているのが現実である。

なお、さらに悲しく辛い今のリアルを指摘しておく!

80年前の沖縄戦で使用された弾薬はおよそ20万トン、そのうちの5%にあたる1万トンが不発弾として残されたと推定されている。
戦後、沖縄が日本に返還される1972年までに約5,500トンが住民や米軍によって処理され、返還後は2022年度までに2,121トンが処理されてきた。
しかし、沖縄県内に眠る不発弾は未だ1,878トンと推定され、その処理には今後70年以上かかると言われているのだ。

是非、自分の五感を通して安保(security studies)を学びに行こう!

そうだ「道の駅かでな」へ行こう!

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