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GSSP認定の「チバニアン」のゴールデンスパイクをこの目で確認した!

親しき友人の誘いで、昨日千葉県の養老渓谷の散策を楽しんだ。その折、観光案内板の中に友人が「チバニアン」を見つけ、近くなので是非行って見ようということになったのだ。
お陰で、この目でGSSP認定の「チバニアン」の金色のモニュメント「ゴールデンスパイク」を確認したのである!
見学直前にはチバニアンビジターセンターの方から、分かり易い解説もして頂いたので、77万年前の「地磁気逆転の事実」の見学がより感動的なものとなった。

GSSPとは「Global Boundary Stratotype Section and Point 」=「国際境界模式層断面とポイント」のことだそうだ。
これまで地球の歴史は116の地質時代境界によって区切られてきた。それぞれの境界は、その境界が世界で最もよく分かる地層によって定義される。この地層の断面をGSSPと呼び、これまで73ヶ所のGSSPが定められてきた。
それが日本では初の「チバニアン」の認定により、GSSPは現在 74ヶ所となったのだ!

<2020年1月17日>祝!チバニアン決定!万歳!
46億年に及ぶ地球の歴史の一ページに、日本の地名が初めて刻まれたのである。千葉県市原市の今自分が見ている地層が「中期更新世(77万4000~12万9000年前)」を代表する地層として認められ、地質時代「チバニアン」と決まったのだった!

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なお、チバニアンとは、ラテン語で「千葉の時代」を意味する!

ご存知のように方位磁針は常にN極が北を向く。これは地球自体が大きな磁石のようになっているからである。地球が持つ磁場のことを地磁気と呼ぶ。
現在は、北極付近がS極、南極付近がN極になっているが、地球の長い歴史をみると何度も逆転していることが分かっているという。しかし、どうして逆転するかはいまだに明らかになっていそうである。

「チバニアン」は、約77万年前に起きた現在のところ地球で最後の地磁気逆転が記録されている貴重な「地磁気逆転地層」なのである!
なお、まったく知らなかったが、この地磁気のパワーこそが、我々の地球に太陽から吹きつけてくる高温の粒子(太陽風)が直接ぶつかることを防いでくれているというのだ!
実に地磁気とはありがたいものなのだ!
これからはもっと地磁気に感謝することにしよう!

誕生!チバニアン/千葉県 (chiba.lg.jp)

チバニアンと千葉のための応援サイト – チバニアンとは? (jimdofree.com)

四枚のプレートの上で踊る我が日本!

日本列島のインフレ万歳!

鈍偶斎

還暦は過ぎたるも、心は少年の如くありたいと願っています!