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TOKYO STATION GALLERY:生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真!

日本写真史において傑出した存在として知られる安井仲治(やすいなかじ/1903-1942)の20年振りとなる回顧展が、明後日の4月14日まで東京駅の中にある東京ステーションギャラリーで開催されている。

初めて東京ステーションギャラリーの中に入ってみたが、狭い館内が工夫され、まるで迷路の中を散策しながら鑑賞する楽しい空間であった。

安井仲治は、僅か38歳で夭折するまで約20年という短い写歴のあいだに、驚くほど多彩な仕事を発表した。その作品は同時代の写真家をはじめ、土門拳や森山大道など後世に活躍した写真家たちからも掛け値なしの称賛を得ているという。

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安井仲治は、様々な被写体にカメラを向け、多岐にわたる技術や表現様式に果敢に取り組んだ。彼の写真は、世界に対する透徹した態度と感受性に貫かれている。彼は、なんでもない風景のなかに独自の「世界の秘密」を発見し続けた。そして、その「世界の秘密」を我々と共に分かち合いたいとの熱い思いから、色々な技術を駆使して多様な写真表現のスタイルを亡くなる直前まで探求し続けたのである。

彼が亡くなる1942年の前年にはアメリカとの太平洋戦争が始まり、世の中では軍部が主導する様々な規制が広がり、芸術の自由などは真っ先に大きな制約を受けながらのことであった。

個人的に特に気に入った作品は、「女とグラス Woman and Glass」(1938年頃)、「少女と犬 Girl with Dog」(1930年代後半)、「犬 Dog」(1935年)の三作品であった。
勿論、1941年のユダヤ難民を撮った「流氓ユダヤ」や1940年にサーカスの人々を撮った「山根曲馬団」は、一連の作品から当時の「時代の空気」をたくさん吸わせて貰える素晴らしい作品であった。

生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真 (ejrcf.or.jp)

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