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Sakura blooms:気象庁の桜開花宣言は残った!

一昨日の3月29日、気象庁は過去10年間で一番遅い東京の桜の開花宣言を行った!

さくらの開花と満開は、気象庁の継続される生物季節観測の対象として残ったのである!

気象庁の目視観測は、さまざまな気象現象から天気の変化を予測するための技術であり、気象台の職員が日夜空を眺めて観測している。しかし、ここにも自動化の波が押し寄せており、気象庁はこの3月下旬に札幌、名古屋、福岡などの気象台で100年以上続けられてきた目視による気象観測を終了し、自動観測に切り替えた。これにより、観測項目は39項目から9項目に減少した。

自動観測に切り替わった後の観測項目は以下の通りである。

1. 晴れ
2. 曇り
3. 雨
4. 雪
5. 雷
6. みぞれ
7. 霧
8. もや 9. 煙霧

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これまでの観測項目に含まれていた黄砂や虹などは、記録に残らなくなった。また、雲の種類や雲量も簡素化され、刻々と変わる多様な気象現象の記録は残らなくなったのだ。しかし、竜巻などの重大な気象現象については、引き続き観測され、必要に応じて警報が出される。

<自動化で終了する観測>

天気:快晴、薄曇
大気現象:大気水象(14種類)、大気じん象(6種類)、大気光象(4種類)、大気電気象(雷光、雷鳴)
雲:雲の観測すべて

この雲の観測すべてが終了というのは、ホンマに寂しい!

自動化の進展に伴い、気象庁は引き続き観測・予報業務を継続し、防災支援活動などに力を入れていく方針だという。

<2020年11月10日 の気象庁発表!>
気象庁は、生物季節観測の対象とする植物を、2021年1月から6種目9現象に変更すると発表した。
同庁では、季節の遅れや進み、気候の違いや変化を的確に捉えることを目的に、1953年から生物季節観測を実施してきた。2020年1月時点では、全国の気象台・測候所58地点で植物34種目、動物23種目を対象に、開花や初鳴きなどを観測している。
しかし、近年は気象台や測候所周辺の生物の生態環境が変化しており、適切な場所に標本木を確保することが難しくなってきている。また、動物季節観測でも対象を見つけることが困難になってきているという。
このため、地球温暖化などの気候の長期変化や1年を通じた季節変化の把握に適した代表的な種目と現象のみを継続し、それ以外は廃止されることになった。

<継続される生物季節観測は、以下の6種目9現象となる!>

1:あじさいの開花
2:いちょうの黄葉・落葉
3:うめの開花
4:かえでの紅葉・落葉
5:さくらの開花・満開
6:すすきの開花

廃止する種目・現象の観測方法を定めた指針については、気象庁のWebサイトで公開される予定で、継続して観測していきたい地方公共団体などには、こちらを参考にしてほしいとしている。

気象庁、生物季節観測の対象植物を34種目から6種目に – トラベル Watch (impress.co.jp)

気象庁 | 生物季節観測の情報 (jma.go.jp)

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