Categories: 人生は旅!

時の流れの中で、折々の人生のテーマソングを見つける楽しさ!

還暦をとうに過ぎ古希を目前にしたこの年齢となって、さて自らの人生のテーマソングとは、一体どんなモノであったのかと唐突に考えてみたくなった。
テーマソングというモノを初めて本気に意識したのは、やはり「燃える闘魂のアント二オ猪木」のあのイノキ・ボンバイエ!の「炎のファイター(INOKI BOM-BA-YE)」であった。

それから後、人生においては嫌でも起きる度々の試練の折々に、このテーマソングに大いに励まされたものである!

そんなふうにアレコレ思いを巡らせている時、またテレビのニュースには悲惨なイスラエルによるガザ空爆の画像が目に飛び込んで来た。

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怯えて泣く少年や少女の顔が目に焼き付いて来る!

ふとその時、何もしてあげることは出来ないが、せめて心の中で彼や彼女に応援歌を送りたいと思い立った!

すぐに浮かんで来たのが、やっぱりアントニオ猪木のあのテーマソング「炎のファイター(INOKI BOM-BA-YE)」であった!
勿論、アントニオ猪木が国会議員でもあった1990年の湾岸戦争の折、単身イラクに乗り込んで成し遂げた、日本中が感動に包まれた30年以上前のイラク人質解放劇も蘇って来た!
ガザの少年少女たちよ、どうか無事に生き延びてよと心の中で念じ「炎のファイター(INOKI BOM-BA-YE)」を鳴り響かせた次第である。

一方、最近になって見つけた楽しい今の自分のテーマソングがある、昭和7年(1932年)の流行り唄「涙の渡り鳥」である!

1932年とは、日本が満州国を正式に承認した年である。米国ではロサンゼルス五輪が開催され、水泳王国日本が世界を圧倒した年でもある。翌年の1933年には、日本は常任理事国であった国際連盟を脱退する。

その1933年、ヨーロッパではヒットラーがドイツ首相に就任し、ナチスが政権を獲得した年である。インドでは当時63歳であったガンジーが、宗主国である英国に対し獄中でハンストに入った年である。

また同年、米国は共産主義国であるソ連をようやく正式に承認した!

なお、我が父や母は、まだ幼い少年少女の頃である!

この今のテーマソング、特に若き頃に抱いた色々な夢のことを想う時、二番の歌詞の冒頭「あの夢も この夢も みんなチリジリ」のセリフに、思わず可笑しみ半分と哀惜半分の何とも言えぬ入り組んだ想いが込み上げて来るのである!

おまけに、三番の歌詞の冒頭「なつかしい ふるさとの 空は遠い」のセリフは、転勤により東京へ出稼ぎに来て以来33年となる我が身に大いに沁みて来るのである!

さすが、西城八十さんの作詞である!

小林千代子 涙の渡り鳥 歌詞 – 歌ネット (uta-net.com)

燃える闘魂アントニオ猪木の「道」!

満州国を今みんなのケーススタディに!

ケインズとヒトラー!

タランティーノ監督が敬愛する名優の梶芽衣子さんが、「カンデ・イ・パウロ」とコラボしていた!

みんなの「流行り唄」がない令和の世に!

 

鈍偶斎

還暦は過ぎたるも、心は少年の如くありたいと願っています!