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なんと米国では早くもスタートしている「AI解雇」!

一昨日9月24日の日経新聞によると、米国においてはAIの利用を踏まえた解雇である「AI解雇」が、既にもう始まっているとあった!
AIが理由の人員削減、即ち「AI解雇」は全米で今年の8月までに約4000人にのぼり、「AI時代」到来に向けた人材の流動化が始まったとのこと。米通信大手TモバイルUSは、全体の7%に当たる従業員を一時解雇する方針を決め、9月から本格的に解雇通知を始めた。雇用削減の対象となるのは、経理や人事など企業内でバックオフィス業務に携わる人たちだそうだ。

さすがドライで対応の素早い米国である、わが日本ならば世の中の空気を忖度しつつ、軽く10年はかかりそうな話である!

しかし、日本と米国では大いに雇用形態が異なる。故に、日本は単純に米国のサル真似はすべきではない。日本は、今後人口が減少する人手不足の国である。日本は「解雇」ではなく、配置転換の工夫により適切に対応すべきである!日本の経営者たちの腕が問われている!

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AIの利用が増えることで、確かに一部の職種においては労働力の需要が減少する可能性がある。しかしながら、OECDの研究によれば、AIへの高い露出度は、コンピュータを使用する職業における雇用機会を増やす傾向があることもまた示している。AIを効果的に活用できるデジタルスキルを持つ労働者は、AIの恩恵を受ける可能性が高いとのことである。日本の労働者も全員がAIの普及を踏まえ、まずは自分の仕事の中味をシッカリと精査しておく必要のある時代なのだ!

もっとも日本の労働者の多くは心の内で、給料がほぼ電気代だけで済みダメな時には簡単に首に出来る、真に優秀なAIのCEOを切実に求めているのかも知れないが!(笑)

AIの普及により、労働市場におけるデジタルスキルを持つ労働者と持たない労働者との間の格差が広がる可能性があるため、適切な政策対応が今や各国政府に求めらている。
AIはあくまでツールであり、人間の判断や創造性を補完するものである。AI技術の進歩は、新たな雇用機会を生み出す可能性も大いにあるのだ。将来的な影響は複雑で予測困難だが、適切な教育やスキル習得により、AI時代における労働市場への適応力を高めることがとにかく重要であることだけは間違いない。要するに、日本の政策対応を行う政府に「しかるべき人材」がいない場合には、日本国民にとってホンマに悲劇となるのだ!

なお、AIを効果的に活用するためには、以下のようなデジタルスキルが必要と言われている。
1. プログラミングスキル: AIを開発するためには、プログラミング言語を理解し、コードを書くことが必要である。PythonやRなどのプログラミング言語が一般的に使用されている。
2. データサイエンススキル: AIはデータを学習して予測モデルを作成するため、データ分析や統計学の知識が必要である。
3. 機械学習スキル: AIは機械学習アルゴリズムを使用して学習する。機械学習アルゴリズムの理解や選択方法が必要である。
4. 自然言語処理スキル: AIは自然言語処理技術を使用して、人間の言葉を理解する。自然言語処理技術の理解が必要である。
5. ビジネススキル: AIを活用するためには、ビジネスの目的や戦略を理解し、AIをビジネスに適用する方法を考えることが必要である。
これらのスキルは、オンラインコースや書籍などで学ぶこともできる。また、AI技術の進歩に伴い、新しいスキルが求められる可能性もあるため、常に最新情報にアクセスし、自己啓発することが重要とのことである。

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