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涙くんイラッシャーイ!

年を取ると涙脆くなってアカンと思っていた!

テレビを見ていて、何気ないシーンにもついウルッと来るのである!

しかし、最近新たに分かって来た「涙の力」を踏まえると、泣くということは心身ともに大いに良いのだそうだ!
年寄りには、「涙くんイラッシャーイ!」なのだ。

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今では、涙を意識的に流す活動として「涙活(ルイカツ)」という言葉まで生まれているそうである。

ただし、涙には3つの種類がある。
一つ目は、目の表面を守るために常に分泌されている「基礎分泌の涙」。
二つ目は、異物が目に入った時に洗い流してくれる「反射の涙」。
三つ目が、心が動いて流す涙の「情動の涙」。
この中で、心身ともに良い流すべき涙とは、三つ目の「情動の涙」なのである。

この「情動の涙」には、副交感神経を活発にさせ、リラックス効果があるのだ!

なお、注意すべきことは、「情動の涙」には3つの脳にある場所が関係していることである。
①足をぶつけたりなど外からのストレスに関わる「仕事脳」。
②悔し涙や悲しい涙に関わる「学習脳」。
③人に共感して流れる涙に関わる「共感脳」。
「情動の涙」の中でも、ストレスを解消するのは、③の「共感脳」を使う涙なのだ。つまり、悔し涙ではなく、共感することが大切なのである。

「情動の涙」を流すと10秒程度で交感神経から副交感神経に切り替わり、その際に「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを分泌する神経が活性化され、セロトニンが増加するのだ。

また、涙には「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールを体外に排出するデトックス効果もある。

さらに、涙にはモルヒネよりも強い「苦痛を和らげるホルモン」であるエンドルフィンも含まれており、痛い時に涙を流すのは大いに理に適っているのである。

おまけにオモシロイのが、涙には体内のマンガンを減らす効果もあるという、マンガンのレベルが上昇すると人は怒りっぽくなったり攻撃的になるのだが、泣くことでマンガンを体外へ排出出来るのだ。

ロシアのプーチン大統領には、大いに泣いて涙を流して貰いマンガンを減らして頂きたいものである!

この21世紀は、老いも若きも「涙くんイラッシャーイ!」の時代なのである。

参照1:涙を流せば癒されてストレス解消に!涙活(るいかつ)のすすめ | セゾンのくらし大研究 (saisoncard.co.jp)

参照2:「泣く」ことで得られる心身のメリット | 医療法人社団 平成医会 (heisei-ikai.or.jp)

参照3:涙活公式|寺井広樹プロデュース (ruikatsu.com)

鈍偶斎

還暦は過ぎたるも、心は少年の如くありたいと願っています!