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こども家庭庁に望むこと!

今年2023年4月1日からこども家庭庁がスタートする。
そこであらためて内閣官房の資料を眺めてみた!
2021年(令和3年) 11月 29日付のこども政策の推進に係る有識者会議の報告書の中に以下こんな一文があった。

『待ちの支援から、予防的な関わりを強化するとともに、必要なこども・家庭に支援が確実に届くようプッシュ型支援、アウトリーチ型支援に転換 !

これまでの支援の多くは、専門家の配置や相談窓口の開設といった、施設型、来訪型の支援となっている。多くは、こどもや家族の自発的な相談行動や申請を支援の前提としているが、支援が必要なこどもや家族ほどSOSを発すること自体が困難であったり、相談支援の情報を知らなかったり、知っていたとしても申請が複雑で難しいといった課題がある。

来ることを待っていては、本来支援が必要なこどもや家族にアプローチすることは難しい。また、困難が生じてから対処するだけではなく、そもそも困難が生じることを未然に防ぐための予防的関わりを行うことで、将来生じ得る社会コストを減少させることなどの効果にもかんがみ、全てのこどもと家庭を対象とした予防的な支援を重視し、充実させていくことが重要である。』

まさに従来のお役所仕事の欠点を総括した一文である!

ただ、さらに踏み込むべきことを望みたい!

それは、「予防的な関わりを強化する」に留めるのではなく、そもそも「予防的な関わりをメインの仕事とする」ことである!

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このように断言するのは、7年前のNHKの特集番組「ママたちが非常事態!?」の中で「人間の子育ての進化」を見て、ナルホドそうだったのかーと目からウロコとなったからである!

その理由は、なぜ人間は毎年こどもを生むことができるように進化したのかについて明快なコメントがあったからである。

進化した人間の子育ては、元々周りの多くの人から支援を受けることを前提に進化したというのである!

余談ではあるが、人類に極めて近いチンパンジーの子育ては、主に母親のみが約5年間子育てに専念するとのこと。また、母親はその間はオスとの関係は持たないとのことである。

NHKスペシャル ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~

今の日本で周りの社会から孤立状態になった子育て中のお母さんが、色々な問題を抱えてしまうのはムシロ当然の結果なのである!

こども家庭庁は、母親が母子手帳を受け取る際に、各自治体等のスタッフも含めて最低3名程度の身近な支援者を母子手帳にキチンと登録し「こども家庭庁自らが直接管理する」ことを義務化すべきである!

ITがこれだけ進化した今の時代、本当にこどもたちを、国の宝と考えるならば当たり前のことである!

大いにAIも駆使すべし!

マイナンバーカードなどよりもさらに優先してやるべし!

こども家庭庁とは?目的や組織概要、最新情報、メリット・デメリットも – SDGsメディア『Spaceship Earth(スペースシップ・アース)』

天下の新居関所の前にOHANA PARK(オハナパーク)!

こどもホスピスを全国津々浦々に!

鈍偶斎

還暦は過ぎたるも、心は少年の如くありたいと願っています!