安倍元首相暗殺事件により、改めてマスコミも騒ぎ日本の政界において今注目の問題となっている旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合!
今回初めて、その公式サイトを覗いてみて思った。
与党・野党を問わず多くの日本の政治家が関わりを持ったのは、成程こういうシッカリと米国をも巻き込んだグローバルなこんな背景があったのだと!
まるで歴代米国大統領のお墨付きがあるようなイメージを、その歴史表示は訴えて来るのである。まさしくそのことを強く意図するマインドコントロールのように!
七十七年前の太平洋戦争における敗戦以来、日本が自国の国防を依存してきた米国に対し弱みを感じるのは、なにも政治家ばかりの話ではないであろう。
ドリフターズの言う、「ダミイダコリャ!」の思いになる。
先日亡くなられたゴルビーこと元ソ連のゴルバチョフ大統領も、米国のレーガン大統領のお墨付きもあってのことであろうが統一教会を支持、同氏が設立したゴルバチョフ財団(ゴルバチョフ友好平和財団)は、長きにわたり統一教会の資金で運営されてきたとの話である。
なお、旧統一教会は世界190か国程に進出しているとのことであり、米国および日本ではかなり成功しているようではあるが、欧州各国においてはその成果は今一つのようである。
宗教学者の櫻井義秀さんのお話によると、統一教会が大きく成長した最大の戦略的要因として、統一教会が国別に機能を特化させる戦略をあげておられ、「宗教的競争力のなさを、政治・経済部門の事業多角化とグローバルな事業展開で乗り切った」との見方があるとのこと。
以下が、世界平和統一家庭連合の公式サイトにあるその歴史表示の一部である。
1954年5月1日:世界基督教統一神霊協会創立
1959年10月2日:日本統一教会創立
1965年6月25日:文鮮明総裁、アイゼンハワー米国元大統領と 会見
1974年2月1日:文鮮明総裁、ニクソン米大統領と会見
1976年9月18日:ワシントン・モニュメント広場で30万人の聴衆を集めて「ゴッド・ブレス・アメリカ・フェスティバル」を開催
1982年5月17日:ワシントンタイムズ発刊
1990年4月11日:文鮮明総裁、ソ連・ゴルバチョフ大統領と会談
1991年12月6日:文鮮明総裁、北朝鮮を訪問(11.30)し、金日成主席と単独会見
1993年9月7日:韓鶴子総裁、アメリカの国連第二会議場で講演
1995年7月23日:韓鶴子総裁の講演を記念して法制化された「父母の日」を全米で祝う
2000年6月23日:国連NGO「世界平和教育者国際連合」から韓鶴子総裁に「グランプリ平和賞」が授与される
2000年8月20日:世界平和NGO世界会議から、文鮮明総裁・韓鶴子総裁御夫妻に「万国平和賞」が贈られる
2003年12月22日:ユダヤ教の聖地とイスラム教の聖地を3000人が行進する、イスラエル平和行進を敢行
2007年2月23日:文鮮明総裁・韓鶴子総裁御夫妻聖誕記念日に190か国から3万名参加、ダライ・ラマ14世らから祝辞が贈られる
なお、ジャーナリストの木村太郎さんのお話によると、ワシントンの新聞でかの有名なウォーターゲート事件でニクソン大統領を辞任に追い込んだのはリベラル色の強い「ワシントンポスト」であるが、世界平和統一家庭連合の「ワシントンタイムズ」は逆に保守色を色濃く打ち出しているそうである。
フランス「40年前の統一教会事件」が社会を変えた | 政策 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)https://toyokeizai.net/articles/-/616241
このようなフランスのカルトへの対応も参考にして今一度、国民全体が考えるべき問題です!
私自身は縁が切れたが…鈴木宗男「旧統一教会との関係を指摘されて狼狽する政治家の共通点」 選挙に強い政治家であれば、利用されることはない (3ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)https://president.jp/articles/-/62357?page=3